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2018年5月31日 (木)

帳簿の世界史

職員の渡辺です。

『帳簿の世界史』という本があります。

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ジェイコブソールという方が書かれた本の翻訳ですが、最近文庫化したので手ごろに読めるようになりました。職業柄、タイトルに何か惹かれるものがあったので読みましたが、中々どうして含蓄のある内容でしたので、ご紹介したいと思います。

簿記や会計がどういう歴史で発展したのか恐らくタイトルを見ると、「こういう本では?」と思うのではないでしょうか。ある意味では間違っていません。ある意味では、それとは別種の、深刻な本質をこの本は孕んでいます。それは、翻訳前のタイトルを見て確信しました。

元々のタイトルがThe Reckoning:Financial Accountability and the Rise and Fall of Nationsというそうです。直球で訳すと「勘定――国の興亡、財務説明責任――」という感じになります。内容的には会計による文明の発展と、会計を軽んじた文明の末路について書かれています。

古代メソポタミアから始まり、イタリア、オランダ、果てはリーマンショックで焼け焦げたアメリカにまでトピックが渡っています。言い換えますと、古い歴史から今までずっと、国の発展と凋落には、会計への認識が紐づいていたということです。

つまり、会計に対する認識は、そのスタンスによって国の興亡すらも簡単に操作してしまうのです。確かに、普通に考えると、財政がいい加減だと国が傾くなんて当たり前だろう、という方が大半かと思います。

では、よく国に例えられる「会社」「個人事業」にも同じ論の道が当てはまるのではないでしょうか。本書には、会計を舐めた成れの果てがこれでもかと書いてあります。地中海を席巻したメディチ家ですら、その理法には逆らえませんでした。非常に怖い内容の本でしたが、それは考えさせられる内容あってこそ湧き上がる感想でしょう。

「国」の舵取りに会計を欠かしてしまうと、取返しのつかない事態への進行は確定する。それだけ会計は大事なものだ、という再認識ができました。経営に携わっている方には特におすすめできる本かと思います。勿論、それ以外の方が読んでも、面白い発見が得られる本かと思われます。

 

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