再生研修、修了
所長です。
先週は木曜日から土曜日まで、池袋にて「認定支援機関向け経営改善・事業再生研修」に出席しておりました。
本研修は独立行政法人中小企業基盤整備機構の主催、つまり、国の主催で行われたもので、昨年施行された中小企業経営力強化支援法の一環で行われたものです。
中小企業の経営支援のためのスキルアップ、ネットワーク構築を目的として行われた研修ですが、三日間連続、しかも確定申告の時期での三日間は本当にきつかったですね。(本研修の対象者は税理士だけではありませんから確定申告の時期かどうかは関係ありません。)
三日間受講すると最後に修了証が頂けます。
今回の研修は自分の知識を高めるだけでなく、金融機関や弁護士など、税理士以外の方とディスカッションする機会に恵まれたことがとても有意義でした。
ただ一方で、本研修を通して改めて実感したのは、「再生案件になる前に、自助努力で業績回復するように務めて欲しい」という事です。つまり、「自立型経営」を目指して欲しい、という事です。
再生案件の俎上に乗り、上手く金融機関からの支援が受けられたとしても、それだけで会社が元通りになる保証はありませんし、経営者の個人資産の売却も必至です。むしろ茨の道をひたすら歩まされる事になるかもしれません。
いずれにせよ、今月をもって中小企業金融円滑化法が終了します。延命措置を施されていた会社の倒産が相次ぐかもしれません。そのような中でも会社を守り、従業員を守り、家族を守っていく使命が経営者にはあるのです。
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