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2011年2月26日 (土)

論理破綻してませんか?

所長です。

今日は、昨日の続きを書いてみたいと思います。(あの調子で書くと長文すぎたので、分割しました。)

昨日のネタでは、多くの中小企業経営者が、会計事務所は「税金を安くすればいい、顧問料が安ければいい」、金融機関は「貸してくれればいい」と思っている、という話でした。

では、この両方の望みを叶えるとどうなるか、ちょっと考えてみましょう。

まず、税金が安くなる、とはどういうことか。

脱税でもしない限り、「利益が出ない状態」です。利益が少なければ少ないほど、税金は安くなるのですから。極端に言えば、赤字なら税金なしです。(住民税、消費税は別。)

つまり、「税金を安くしろ」という経営者の望みをストレートに言い換えると、「利益を減らせ」となります。

この状態で、金融機関へ融資の申し込みに行ったらどうなりますか?

借入の返済をするには利益が出ていなければなりません。利益が出ていない、ということは返済が困難、ということです。これでは金融機関はお金の貸しようがありません。

それでも、何とか融資を受けることができたとしましょう。

もし、本当に利益が出ていない状態で、融資を受けたらどうなるか?

はい、資金ショートします。

企業は赤字でも倒産しませんが、資金ショートしたら黒字でも倒産します。

経営者の望みをそのまま叶えると、待っているのは「倒産」です。本当にそれがお望みなのでしょうか?

さて、この現実、どう捉えて頂けますでしょうか?

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