« いい税理士の探し方 | トップページ | ラー油 »

2010年6月16日 (水)

聴くということ

職員Eです。

先週所長が予告していた「経営革新基礎講座」を昨日、私も受講してきました。

前日所長から「サプライズがあるよ」と聞かされていたので、「なんだろう?どんなセミナーなのかな?」とドキドキしながら参加しました。

今回は、経営革新アドバイザーとしての知識やノウハウを学ぶというよりは、経営支援を効果的に進めるためのコミュニケーションスキルを学ぶことに重点を置いたセミナーでした。

正にサプライズだったのは、DVDによる実習『エクササイズ‐「聴く」』でした。

序盤に特に説明もなく「聞いてください」と言われ、詩が朗読されます。続いて、朗読された詩の3箇所が隠されて画面に表示されます。その隠された部分を解答してくださいとのこと。私は、3箇所とも間違えてしまいました。聞いているようで、実はちっとも聞いていないってことを改めて実感しました。

さらに難しかったのは、「無反応で聴く」というセッションです。隣の人とペアになり、与えられた課題について、一方が発言をし、一方が無反応で聴くというのを2分間ずつ行います。

聴く側は、相手の発言に対して、うなずいても相槌を打っても答えてもいけません。ただ無反応で聴くのです。これが相当苦しいです。思わずうなずいてしまうのをこらえるのに必死でした。

発言する側はもっと苦しみます。相手が無反応だと、自分の発言を理解しているのかいないのか、はたまた何を考えているのか全く解らず不安になります。自分の存在が否定されたような気分に陥り、仕舞いには自分が何を発言しているのかさえ解らなくなって途方に暮れてしまいます。

このエクササイズでは、自分の「聴く」という姿勢について考えさせられました。

私達は日常でいろんなことを「聞いて」います。でも「聞く」と「聴く」は違うのだということを初めて気付かされた気がしました。

こちらが聞いたつもりでも、相手が聴いてもらっていないと感じるとどうでしょうか?こちらが真剣に聴かないと、相手は決して心を開いて話してはくれません。

「聴く」とは相手の言葉だけでなく、心や気持ちを推し量り、呼吸やタイミングを合わせるという姿勢なのだということを学びました。

「聴き上手」という言葉がありますが、聴く能力が高い人は、話し手を安心させ、コミュニケーションをスムーズにし、より多くの情報を引き出せます。

私達の仕事は、ただ申告書を作成するだけでなく、お客様と人間的な深い繋がりを持ち、そこから経営助言をしていくことが求められます。だからこのコミュニケーションスキルが必要になるのだと実感しました。

たとえ一本の電話でも、相手の話を「真剣に聴く」ということを、今日から実践していきたいと思います。

小林税理士事務所のサイトはこちらから
http://www.kobazei.com/

« いい税理士の探し方 | トップページ | ラー油 »

研修会・会議」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« いい税理士の探し方 | トップページ | ラー油 »