« 水 | トップページ | 不況だからこそ経営計画 »

2010年4月15日 (木)

グループ法人税制

所長です。

今日は冬のような一日でしたね。とても桜が散った後とは思えません。体調管理が大変ですね。

さて、昨日は税制改正の研修会に出席しておりましたが、企業にとって、平成22年度の税制改正の中で要注意なのは「グループ法人税制」かもしれません。

これは企業のグループ経営をしやすくするための改正なのですが、任意適用の連結納税と違い、強制適用なので、「経営効率の安定化のためにグループ経営をするつもりでなかった」企業にとっては(つまり、節税目的だった企業にとっては)、足枷になりかねない改正です。

今回の改正によって、グループ法人内における資産譲渡で損益を計上することができなくなります。このため、グループ法人内で資産の転売を行い、「損出し」するようなことはできなくなるのです。

元々、同族会社の行為計算の否認の規定により、ある程度の制限はかかっておりますが、時価が下がった土地を適正価格で転売すれば、「損出し」は一応、可能でした。それが今回の改正により封じられた、と見ることもできます。

私としては、いい改正だと思います。しかし、本来の「グループ経営の効率性」を考えると、まだまだ改善の余地があるように思えます。

ちなみに、この改正は今年の10月から施行のようです。心当たりのある方はご注意を。

小林税理士事務所のサイトはこちらから
http://www.kobazei.com/

« 水 | トップページ | 不況だからこそ経営計画 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 水 | トップページ | 不況だからこそ経営計画 »