天璋院篤姫
昨夜は川越税理士会の研修会に出席してきました。成年後見制度についての内容でした。身の回りに必要な方がいた場合、相談の取っ掛かりはつかめたかな、という感じです。
さて、NHKで人気放送中の「篤姫」。大河ドラマとしては久しぶりに視聴率もいいようです。宮崎あおい効果でしょうか。
その原作、「天璋院篤姫」(上下巻)。私は学生時代は歴史小説が大好きで司馬遼太郎、吉川英治、山岡荘八など色々読み漁りましたが、何故か社会人になってからはあまり読まなくなってしまいました。なので久しぶりに歴史小説を読みました。
今回の大河ドラマがなければ、私の中では天璋院という人物は「大奥の実権を握っていた老女」というイメージでした。宮崎あおいが演じているから、という訳でもありませんが、よくよく原作も読んでみるとまず天璋院は若かった!という事実。明治維新後、徳川16代家達の養育をした後、亡くなったのは享年48歳。つまり、男性社会の中で若い女性が激動の時代を生き抜いたドラマだったのです。そこが視聴者の共感を呼んでいる所なのでしょうか、若い女性の視聴者が増えているそうです。
改めて考えると明治維新というのは本当に激動の時代です。徳川幕府がなくなり、江戸が東京になり、藩が県になり、藩主が知事になり、江戸城が皇居になり、髷も帯刀もなくなり靴をはくようになりました。それこそ価値観が天から地へと変わるようなものでしょう。
これからも価値観を変えられるような時代の波がいくつも押し寄せるかもしれません。その時に波に飲まれるのではなく、波に乗れるよう常にアンテナを立てている必要があります。
とりあえず、テレビではこれから幕府崩壊へ、という感じですね。
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